
皆さん、VIX先物2019年5限月での投資はいかがでしたか?
その激しい動きに乗って儲けた人、逆に損をした人、いろんな人がいるでしょうが、何を言っても投資は自己責任!
さてさて、今月もこの1限月の動きをしっかりと振り返って、明日への糧としましょう♪
VIX先物2019年5限月のVIX先物の動き

2019年5限月は、始めは14ドル台を推移していましたが、ゴールデンウィーク最終日にトランプ大統領が米中の貿易問題についてTwitterでつぶやいたことをきっかけに爆上げ。
10日には20ドルを超えてきたので、実質4日程度で6-7割も上昇したことになります。
さすがにキナ臭い相場だったので、フル証拠金で売り建てていた人などいなかったと思いますが、ショート筋の人はどこまで上がるか分からない恐怖を感じたのではないでしょうか。
逆に、ゴールデンウィークは日本市場が休みということで、ヘッジ目的でVIX先物を仕込んでいた人はちゃんと利益確定できましたかね?日経もそれなりに下落しているのでうまく損失をカバーできていればいいのですが(^^;)
VIX先物2019年5限月のVIX先物のサヤの動き
さて、続いてはVIX先物のサヤの動きを見てみましょう。

こちらもゴールデンウィーク明けに動きが大きくなっています。
ゴールデンウィーク前には主に-1以下で推移し、-1.35程度が底でした。それが10日には+1.5までサヤが変化しています。ちなみに、本グラフは15分ごとのプロットですので、実際には+1.8程度までサヤが縮小していました。
その後、マーケットが落ち着きを取り戻すと、ゴールデンウィーク前の値まで戻し、SQに向けて、さらにサヤが拡大していきました。
グラフ上のデータに基づくと、サヤの上下幅は-1.5から+1.5の3程度でした。
サヤの頭と尻尾を除いたとしても、VIXサヤ取りの証拠金22-23万を大幅に超える月利100%は十分に可能でしたね。特に、0.5刻みや1.0刻みでナンピンでポジションを機械的に積み上げていたら、さらに利が乗ったはずでしょう。
来限月への展望
過去、VIXを導き出すS&P500先物では、3月・6月・9月・12月のメジャーSQに荒れやすいと言われているので、6限月も気が抜けない相場となる気がします。
主観的な投資で、マーケットに振り回さることのないようにしていきましょう!